購入した仮想通貨のセキュリティ強化のために行うべき8つのこと

仮想通貨を使って資産運用を考えている方は近年になって急増していますが、その増加数に比べてセキュリティ面を気にしている方はほとんど見られず、大体の方は単純に取引所に預けている形になっています。

しかし、これだけではデジタル資産を守り切れるとは言えないようになっており、自分でできる限りの事をして最大限のセキュリティ強化を心掛けることが大事です。

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1.信頼できる取引所を選ぶ

まず仮想通貨を購入するときに信頼できる取引所を選ぶことが大切です。取引所や販売所の中には、詐欺まがいのところもゼロではありません。国内の取引所で仮想通貨を購入するのであれば、きちんと仮想通貨取引所として認可されたところで購入するようにしましょう。

海外の取引所を利用するときも同じですが、その取引所がどのようなサイトなのか最低限の情報を調べてから購入することもおすすめです。最近取引所から仮想通貨がといった事件もよく耳にしますが、こういったケースに巻き込まれる取引所はそれだけセキュリティ対策が甘いということも考えられます。

2.パスワードは使い回さない

パスワードは使い回さない

まず、仮想通貨の世界で最も注意しなくてはならいのが悪意を持った人物からの攻撃であり、いわゆるハッカーの攻撃からどうやって資産を守るかが重要で、基本的に仮想通貨取引所と他のパスワードは変える必要があります。

というのも、もしもどこかのサイトからパスワードが漏れてしまった場合、そのパスワードで取引所に侵入されてしまうことが考えられ、そうなればほぼ瞬時に資産が盗まれてしまう可能性が高いです。

そのため、万が一パスワードが流出しても被害を最小限に抑えられるように、パスワードの使い回しは絶対に行ってはいけません。さらにはできる限り複雑な文字列にするようにします。しかも長ければ長い方が安全です。そして、そのパスワードには家族や自分の個人情報にかかわる数字を含めるべきではありません。

3.二段階認証を設定する

次にやっておくべきポイントになるのは二段階認証で、最近では多くの取引所で設定を推奨していますし、不正アクセスによる被害の補償も二段階認証を設定している事が条件となっている所があります。

この二段階認証とは分かりやすく説明すると、IDとパスワードの他に一定の時間で変化するワンタイムパスワードを入力しないとアクセスできないというものです。マンションで例えれば、鍵の他に合言葉を言わないとドアが開かないといったイメージです。

この二段階認証を設定しておけばIDとパスワードが盗まれた場合でも資産を守りやすく、ワンタイムパスワードは30秒程度で変更される物もありますので、ハッカーなどが見つけ出す事はほぼ不可能と言えます。

4.セキュリティソフトを利用する

セキュリティソフトを利用する

仮想通貨取引に使用するパソコンには、セキュリティソフトをインストールしておきましょう。無料よりも有料のものをおすすめします。

また、取引所へのアクセスは必ずブックマークから移動するようにします。検索エンジンを使ってアクセスしない方がより安全です。フィッシング詐欺などに引っかからないためにも、自分で登録したブックマークから移動するようにしましょう。

なお、取引所はフィッシング詐欺などに引っかかった場合にも何らかの補償はしてくれませんし、取引所自体がそのような詐欺サイトを見回っている可能性も低いです。

5.取引所は信用しない

基本的に仮想通貨取引所は常にハッキングの脅威にさらされていますので、どの取引所でもセキュリティ面には力を入れていますが、それでも確実に安全とは言えなくなっています。

特に海外の取引所の場合は管理は自己責任でという考え方でいた方が良く、取引所は単に資産を置いておくだけの場所であると認識していた方がセキュリティという意味では確実です。

万が一のリスクを避けるために、取引する取引所を複数利用するということも有効です。すべての仮想通貨資産をたった一つの取引所で管理するのはそれだけリスクが大きくなります。ですので、複数の取引所を使いわけ、リスク分散を行うようにする方が安心です。

6.ハードウェアウォレットで管理する

仮想通貨取引所を銀行に例えるならば、ハードウェアウォレットというのはタンス預金のようなものになり、現実の世界では銀行の方が安全ですが仮想通貨の世界ではタンス預金の方が安全になります。

例えば、仮想通貨取引所が何らかの問題を起こした場合にはほぼ100パーセント確実に営業は停止になり、その間は自分の資産を動かすことが一切できなくなってしまうのです。

そうなってしまうと大きな損失を被ってしまう可能性が出てきますし、そもそも取引所が倒産してしまう危険性も考えられ、法的な整備がこれから始まる仮想通貨の世界では取引所への過信は禁物とされています。

そのため、ハードウェアウォレットで管理することがオススメされており、物理的にネットワークから遮断されるのでハッキング被害からも守ることができますし、取引所が倒産しようが営業停止しようが何ら問題はないです。

ただ、ハードウェアウォレット自体を紛失してしまう可能性はありますので、できれば小型の金庫などに保管しておき、多少面倒でも仮想通貨を取引するたびに出し入れする事が良いと言われています。




Ledger NanoS 暗号通貨ハードウェアウォレット

7.仮想通貨に関する情報をSNSでシェアしない

仮想通貨に関する情報をSNSでシェアしない

よくフェイスブックやツイッターなどのSNSで、仮想通貨を買ってみたとか、仮想通貨でどのくらい儲かったとコメント(シェア)している人を見かけますが、これも危険な行為と認識するべきです。

ハッカーは、あなたのSNSからの情報を元に、電話番号情報やメールアドレスを入手します。これらを使ってあなたの仮想通貨アカウントにアクセスすることが可能になるためです。

特に儲かった話などは自慢したくなる気持ちもわかりますが、自分のコインを守りたいなら、そういう情報はうかつに公表するべきではありません。

8.信頼できる人に仮想通貨へのアクセス方法を伝えておく

以上のように、自分で所有する仮想通貨を守る方法を紹介してきました。これだけの施策を行っておけば、普通の人はあなたの仮想通貨にアクセスすることはほぼ不可能となります。しかし、そこであなたの身に万が一のことが起こったら、どんなに値が高騰したコインでもだれもアクセスできない状態になってしまいます。

ですので、自分が本当に信頼できる人、配偶者や人生のパートナー、家族などにこっそりと、保有するコインへのアクセス方法を伝えておくことをおすすめします。

仮想通貨のセキュリティ対策は自己責任

仮想通貨の管理は原則として全てが自己責任になります。誰の目からみても明らかなほどの取引所の過失がない限りは、補償される事はなく、たとえ補償があったとしても確実に行われるとはいい切れません。

そのため、自分の資産は自分で守ることが重要で、その方法はいくつも存在しており可能ならば全てを行っておいた方が良く、基本的に仮想通貨のセキュリティはやりすぎだと感じるほどが丁度良いのです。

とはいっても、必要以上にびくびくする必要もありません。これは、仮想通貨に限らず現在のデジタル時代のリスク管理としては、しごく当然のことでしょう。備えあれば憂いなしともいいますよね。いざという時になってから後悔するのではなく、前もってできるだけのセキュリティ対策を行うようにしましょう。